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弱みは「出版」の大きな武器になる その3

tiebon 弱みは「出版」の大きな武器になる その3
スーパーバイザー 倉林秀光

サンマーク出版から『イヤな仕事は絶対するな!』
という著書を出版して3年後の2005年の暮れ、産学社という出版社の編集者からこんな相談・以来を受けたことがありました。
「倉林さん。『イヤな仕事は絶対するな!』を私も拝読させていただきました。

あの本を読んで知ったのですが、あなたは34回も転職を繰り返したそうですね。
そんな人、滅多にいません。ということは、受けた会社はその3倍として、少なく見積もっても100社以上
。書類選考や履歴書だけで不採用になった会社を含めると、さらにその3倍の300社はあるんじゃないですか。
そうなると、履歴書もそのくらい書いたってことになりますよね」
「どうでしょう。その貴重な体験をもとに、転職を考えている人たちの役に立ちそうなエールを送るような本を書いてみませんか。転職で成功するためのノウハウを公開しませんか」

こうして出版の日の目を見たのが『常識のウラを突く! 最強の転職知恵本』という著書なのです。
繰り返しいいますが、人に言えない「34回の転職」という弱みが出版の大きな武器になろうとは……。
みなさんも同じです。 本を出したいと願っている人は、自分の強みをいかに見せるかということに意識を向けると思います。
もちろん、それはそれで大いにけっこうなことですが、時には人に言えない弱みのほうが大きな武器となり、編集者の琴線にふれることもあるのです。 “弱み”は“強み”に変えられる。 “弱み”は“出版の大きな武器”となる。 このことも忘れないようにしましょう。

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