【自分軸】
スーパーバイザー 倉林秀光
みなさん、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
おかげさまで、昨年は七人の新人著者が私のプロデュースによって、商業出版社から本を出すことができました。
その七人の新人著者ですが、実は共通点がありました。
それは何かというと、私の次の質問に迅速になおかつ的確に返答できたことです。
Q 類似書はありますか? お調べになりましたか?
Q 類似書がある場合、あなたが出そうとしている本との最大の違いは何ですか?
(あなたならではの強みは何ですか?)
Q 類似書の有無にかかわらず、あなたが自分の本で一番伝えたいことは何ですか?
Q 類似書の有無にかかわらず、あなたが本の著者である必要性(理由)は何ですか? どうして、あなたでなければならないのですか?
Q 本ですべてのノウハウをさらけ出すことができますか?
(セミナーの講師をしている人は、そこでしゃべっていることをすべて本で記述する覚悟はありますか?)
この五つの質問に迅速になおかつ的確に返答できた人(著者)には、ブレがありません。
自分軸というものをキチンと確立しています。
そう、この自分軸が大切なのです。
これがあれば出版企画書にもそのまま表れます。
オーラとなって編集者の琴線にもふれます。
あなたには自分軸が備わっていますか?
前述の五つの質問に躊躇することなく、答えられますか?
本を出したければ自分軸を持つ――まずはこれです。