【特定の出版社に企画を売り込むときの注意点】
世の中には、「ラーメン大好き!」という人多いですよね。
そのラーメンですが、あっさりとした醤油ラーメンや塩ラーメンが好きという人もいれば、こってりしたとんこつラーメンが好きという人もいます。
また、「いちばん好きなのは味噌ラーメン」という人もいます。
つまり、ラーメン一つとっても、個人個人、嗜好が違ってくるわけです。
これは食べ物に限ったことではありません。
出版社にも嗜好というものがあります。
たとえば、タイトル一つとっても、スピリチュアルな表現を好む出版社もあれば、そうでない出版社もあります。
ストレートな表現を好む出版社もあれば、そうでない出版社もあります。
「3つの法則」とか「7つの習慣」といったように数字が入ったタイトルを好む出版社もあれば、そうでない出版社もあります。
出版社に企画書を提出するときは、その見極めも大切になってきます。
特定の出版社に売り込みを図ることを決意したら、ネットなどで、その出版社から出ている本のタイトルをあらかじめリサーチしておくといいでしょう。
そして、「この出版社はこうした表現を好む」ということが、ある程度、把握できたら、それに則したタイトルをつけるだけでも、相手の印象はだいぶ違ってきます。
こうした知恵を張り巡らせることも、商業出版社から本を出す確率を高めるうえで大切なことなのです。