著者略歴の書き方
スーパーバイザー 倉林秀光
企画書を作成する際、「著者略歴の書き方がよくわからない」と言ってくる人がいます。
中には、こんな質問をしてくる人も……。
「一般の履歴書のように、○○小学校卒業、○○中学校卒業と、順番に学歴を記したほうがいいですか?」
「趣味も記したほうがいいですか? 性格は?」
「バツイチなのですが、そのことも書くべきでしょうか?」
そこで、今回は著者略歴のまとめ方について簡単にお話しさせていただきます。
まず、
①生年月日(本になった暁は省くことも可能)と出身地
②最終学歴(例 ○○大学経済学部卒・○○大学法学部中退)
を記し、つづいて、
③どんな会社で働いてきたか?
④その会社でどういう仕事をしてきたか?
⑤どういう業績を上げてきたか?
(転職した場合は③~⑤をリプライズ)
⑥培ってきたスキル(資格の有無等)
を書くようにしてください。
なお、趣味・性格に関しては履歴書ではないので不要。
また、既婚・独身等、プライベートなことも記す必要はありません。
ここで、私の「著者略歴」を記しておきますので、皆さんも参考にしてみてください。
倉林秀光(くらばやし・ひでみつ)
■昭和32年(1957)9月28日生まれ。東京都中野区出身。昭和57年、東海大学文学部文明学科卒業後、印刷会社に写植オペーレーターとして勤務して以降、転職を繰り返す。
■昭和62年、29歳のときに業界紙出版社を経て脱サラ・独立。有限会社おふぃすラポートを創業し(法人化は平成3年)、今日に至る。その間、出版社から委託を受け、300冊以上の本を企画・プロデュース。200冊以上の本の執筆を担当。そのほか、企業、団体のカタログ・パンフレット・自社出版物の企画・制作を多数行う。
■また、自らも出版社から7冊以上の本を出版。作家・エッセイストとしても活躍している。
主な著書に『入門 生まれてはじめての創業』(明日香出版社)『イヤな仕事は絶対するな!』(サンマーク出版)『常識のウラを突く! 最強の転職知恵本』(産学社)『壁にぶつかったときのマーフィー』(すばる舎)『あなたを輝かせる「天職」はある』(すばる舎)『望んだことが次々に起こる! マーフィー』(すばる舎)『ジョセフ・マーフィー 心を強くする41の言葉』(すばる舎)などがある。