ブランディング出版プロデュースを利用された方の声 その6
今回もブランディング出版プロデュースを利用された方の声を紹介しましょう。
Y・Iさん(40歳 女性 セラピスト)
ブランディング出版プロデュースさんのおかげで、とうとうある商業出版社からゴーサインをいただくことができ、今は感謝の気持ちでいっぱいです。
しかし、ここまでたどり着くのが大変でした。
私が出したかった本は「美容」をテーマにしたもの。それなりに経験もあったので、ちょっぴり自信があったのですが、初めてスーパーバイザーの倉林先生のコンサルを受けたときは、厳しいことばかり言われました。
「なぜ、あなたがこの本の著者でなければならないのか、その理由を明確にしてください」
「類似書をキチンとリサーチしましたか。まずはそこから始めて自分なりに差別化を図るようにしてください」
今でも印象に残っているのは、構成案の作成をお願いするにあたって、先生の質問に「そのへんは適当でいいと思います」と答えたとき、先生にものすごく叱られたことでした。
適当でいいとは何事か。
あなたは読者をバカにしているのか。
そんな人間は本を出す資格などない!
先生からこう言われた私は大いに反省しました。
後になってわかったことですが、私がないがしろにしていた部分を編集者は突いてくるに違いない。そのへんがいい加減だと出版への道が閉ざされてしまう……ということを、先生は先読みされていたのです。
さらに、先生はこうまでおっしゃいました。
私は本気でこの仕事に取り組んでいる。
でも、あなたが本気を出してくれなかったら、私の独り相撲で終わってしまう。
本当に自分の名前で本を出したければ、あなたも本気になりなさい。
先生の言葉を聴いた瞬間、目からウロコが落ちる思いがしました。
以来、私も本気になって、先生と一緒に企画書と構成案を真剣に考えるようになり、深夜帯であってもメールやスカイプでたびたびやり取りするようになりました。
その甲斐あって、出版社に堂々と提出できる出版企画書が完成。
ただ、無名の私が出版社にそれを持ちこんでも、門前払いをくらうのは目に見えていたので、先生に営業代行をお願いすることにしました。
そうしたら、二年弱と、時間がかかりましたが、先日、ついに「企画が通りましたよ。出版社からゴーサインが出ましたよ」という連絡を先生から頂戴しました。
よかったですね。おめでとうございます。
本当に大変なのは、執筆を始めるこれからですが、二人三脚で頑張っていきましょうね。
大丈夫! 私が終始サポートしますからね。
あんなに厳しかった先生が、あれほど私を叱った先生が別人のように優しい言葉を投げかけてくれたとき、私の目からは涙がポロポロ……。
もう、言葉になりません。
今回の件を通して学んだのは、先生がおっしゃるように、本を出したければ、著者は本気を出さなければならないこと。
本気とは、本のテーマ・内容に関して絶対の自信、そして揺るぎない信念を持ち、ブレない心を保ちつづけること。
そうすれば、それはエネルギーとなって必ず編集者に伝わります。
そのことを痛感できたことが、何よりも大きな収穫でした。
だからといっては何ですが、「本を出したい」と考えている人は「本が出せればいいなあ」という漠然とした思い(願い)だけではダメだと思うのです。
大事なのは、本を出すことに全力投球すること。命がけになること。
我欲を捨てて、読者の幸せだけが考えられるようになること。
そうすれば、私のように無名の人間であっても、必ず本が出せると思います。