【こういうタイトルはNG その2】
スーパーバイザー 倉林秀光
どんなテーマ・内容の本であれ、コンプレックスを感じさせるネガティブなタイトルはつけないほうがいい。これがタイトルをつけるうえでのポイントになる――前回のブログで私はこう述べました。
実際、こんなタイトルの本があったら、あなたは本をレジに持っていけますか?
- あなたが結婚できない原因はここにあった!
- なぜ、あなたは貧乏から脱却できないのか?
- なぜ、あなたのお店にお客が集まらないのか?
- モテないあなたが大変身する法
- なぜ、あなたはやせないのか?
婚活がうまくいかないことで悩んでいる人が、「あなたが結婚できない原因はここにあった!」というタイトルの本を手にとったとしたらどうでしょう。
「おもしろそうだし、読んでみたい」と思ったとしても、その本をレジにもっていくのをためらうのではないでしょうか。
「そうか。この人、結婚できなくて悩んでいるんだ」と書店員に思われるのはイヤですよね。
そうなると、ネットで買わざるをえなくなるし、書店も踏んだり蹴ったりになります。
書店も返品せざるをえなくなるし、出版社も在庫を抱えるなど、マイナスの連鎖が生じるようになります。
そうならないようにするためにも、編集者が「タイトルを一緒に考えていただけますか?」「いくつか、候補を出していただけますか?」と言ってきたら、ネガティブなタイトルはつけないようにする。
代わりに気持ちが明るくなるポジティブなタイトルをつけることを考えるようにしていただきたいのです。
「あなたが結婚できない原因はここにあった!」というテーマであれば、「運命の人と出会う法」。
「なぜ、あなたは貧乏から脱却できないのか?」というテーマであれば、「お金持ちだけが実践している㊙黄金律」。
「なぜ、あなたのお店にお客が集まらないのか?」というテーマであれば、「みるみるお客が集まる集客術の極意」。
そうすれば、編集者は「この人は勉強しているな」「なかなか、いいところを突いているな」ということで、あなたに好印象を抱いてくれるようになるに違いありません。
いや、ひょっとしたら、採用される可能性もあるかもしれませんよ。