フェイスブックのお友達が多いと本は売れる?
W子さんという人がいます。
W子さんはFBをやっていて2000人ものお友達がいます。
W子さんがFBを更新すると、毎回、1500人の人が「いいね!」を押してくれます。
そのW子さんがS社という商業出版社から本を出しました。
けれども、一年間でたったの600冊しか売れませんでした。
Yさんという人がいます。
YさんもまたFBをやっていますが、お友達の数は30人足らず。
そのため、YさんがFBを更新しても、20人くらいの人しか「いいね!」を押してくれません。
そのYさんが同じS社から本を出しました。
すると、一年間で30000部以上も売れ、現在、続編を執筆中とのこと。
もう、おわかりいただけると思います。
FBのお友達の数が多いからといって、本が売れるとは限らないのです。
逆にFBのお友達の数が少なくても、売れる本は売れるのです。
言い換えると、FBのお友達の数は、出版社の編集者に企画を売り込む際のPR材料にはならないのです。
編集者はそれをプラスの査定材料としては見てはくれないのです。
大切なのは、あくまで「企画」。斬新であるか、目からウロコが落ちるような内容であるかどうか。
「本を出したい」と考えている人は、そのへんを認識しておくといいと思います。