【読者の意識の向き先に敏感になる】

スーパーバイザー 倉林秀光

 

以前、このブログで、本を出したい人はタイミングを大事にしたほうがいいと書きました。

 

このタイミングとは、イコール、読者のその時々の心理を見抜くということでもあります。

 

たとえば、今回のコロナの感染拡大によって、全国で非常事態宣言が出されたため、せっかく楽しみにしていたGWが台無しになってしまった人も少なくないと思います。

 

では、去年の今頃はどうでしたでしょう。

 

GWは○○に遊びに行こう……。

せっかくならば海外旅行に行きたいな……。

 

こんな思いを巡らせた人が多いのではないでしょうか。

 

ということは、3月から4月にかけて売れたのは、旅行のガイドブックをはじめとするレジャー関連の本(雑誌)ということになります。

 

しかし、今年は違います。

 

基本、不要不急の外出を避け、家の中での自粛を余儀なくされました。

家の中にずっといれば、ストレスもどんどん溜まっていきます。

 

また、今回の騒動でテレワークに切り替わった人もたくさんいます。

これからの仕事の在り方を根本から見つめなおす必要もあるでしょう。

 

そうなると、レジャー関連の本よりも、「ストレスを溜めない方法」や「これからの仕事の在り方」をテーマにした本に意識が向かうのは当然のこと。

 

しかし、何年先になるかわかりませんが、コロナ感染が終息を迎え、再び日本経済が回復していけば、「ストレスを溜めない方法」や「これからの仕事の在り方」ではなく、また別のテーマの本に読者の意識は向くようになります。

 

そう、この読者の意識の向き先、その時々の心理。

 

別の言葉に言い換えると、「読者は今、何に興味・関心を示しているのか」というニーズ。

 

これを察知することが、タイミングなのです。

 

そして、タイミングを意識したタイトル・テーマの本は、これまでの私の経験上、80パーセント以上の確率でヒットします。

 

さて、新型コロナウィルスで私たちの暮らしぶりが一変した今日、あなたが出そうとしている本は、読者の意識の向き先とかみ合っていますか?

 

 

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