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【「for me」の著者・「for you」の著者】

スーパーバイザー 倉林秀光

 

自分の名前で本を出版したい――そう願っている人の動機(理由)はさまざまです。

 

ブランド力を高めたい。

承認の欲求を満たしたい。

販促の一環として役立てたい。

自己実現を果たしたい。

 

こうした一連の動機(理由)にはひとつの共通点があります。

 

それはいずれも「自分の幸せのため」。

言い換えると、「for me」の思いで満ちていること。

 

これに対し、次のような思いから本の出版を願う人も少なくありません。

 

大勢の人を救いたい。

大勢の人に元気になってほしい。

一人でも多くの人を勇気づけたい。

みんなに夢と希望を抱いてほしい。

 

こうした思いにもひとつの共通点があります。

 

それはいずれも「相手の幸せため」。

「for you」の精神に満ちていることです。

 

「for me」の著者。「for you」の著者。

 

あなたなら、どちらの著者の本を読みたいですか。

 

これまで私は400冊以上の本を手がけてきましたが、売れる本・ヒットする本の著者はまぎれもなく「for you」の精神に満ちていました。

そして、その人たちは今なお出版界で活躍しています。

 

逆に売れなかった本の著者は「for me」のかたまり。

出版の世界で名を残すことはありませんでした。

 

本は手のひらサイズのエネルギー体。

一頁、一頁から、オーラが発せられています。

どうせなら、そのエネルギー・オーラを大勢の人のために役立てたいものです。

 

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